【2026年最新】TikTok Shopの最新の手数料は?出店費用や販売手数料を徹底調査!

2026.04.21

TikTok Shopへの出店を検討している方にとって、気になるのが「手数料はいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。

実はTikTok Shopの手数料体系は2026年5月に大きな転換点を迎える予定となっており、出店するカテゴリーによっては利益率の前提そのものが変わる可能性があります。

さらに、販売手数料以外にも見落としがちなコストが複数あり、他ECモールとの比較や海外での値上げ動向を踏まえたリスクの把握も、出店前には欠かせません。

本記事では、TikTok Shopの販売手数料の仕組みから、直近で予定されている変更点、配送料・振込手数料・アフィリエイト報酬といった販売手数料以外のコスト、楽天やAmazonなど他ECモールとの比較、そして今後の値上げリスクまで、出店前に押さえておくべき情報をまとめて解説します。

 

\ TikTok Shop公式認定パートナーの「ripples」/

 

TikTok Shopの手数料は?変更後の手数料も解説

TikTok Shopの手数料体系は、従来のECモールと比較して非常にシンプルです。

初期費用・月額固定費は0円で、発生するのは商品が売れたときの「販売手数料」のみ。

ここでは、現在の手数料率と、直近の変更点について詳しく解説していきます。

TikTok Shopの現行の販売手数料は7%

2026年4月現在、TikTok Shop(日本版)の販売手数料は、すべての有効な注文に対して注文ごとに一律7%です。

この手数料には決済手数料も含まれており、クレジットカード決済・コンビニ決済・Apple Payなど、どの決済方法を利用しても追加の決済手数料は発生しません。

楽天市場やAmazonでは決済手数料が別途かかるケースが多いため、TikTok Shopの「販売手数料のみ」というシンプルな料金体系は大きなメリットといえます。

手数料の計算式は以下のとおりです。

手数料 = 手数料率(%)×(カスタマーの支払額 + プラットフォーム割引額 − カスタマーへの返金額 − プラットフォーム割引の返金額)。

ここで重要なのは、セラーが独自に行った割引(商品割引)はカスタマーの支払額に既に反映されるため手数料が下がりますが、プラットフォーム割引(TikTok Shop側が提供するクーポン等)は計算に加算される、つまりプラットフォーム割引前の金額に対して手数料が計算される点です。

セール施策を行う際は、割引の負担元(セラーかプラットフォームか)を意識した価格設計が重要です。

【2026年5月11日〜】カテゴリー別手数料に変更

TikTok Shop公式より、2026年5月11日からカテゴリー別の手数料体系に変更されることが発表されました(2026年4月9日更新)。

これまでの一律7%から、商品カテゴリーに応じて7%・9%・10%・12%の4段階に分かれます。

新手数料では、注文内の商品ごとにカテゴリーに応じた手数料率が適用され、合算した金額がセラーに請求されます。

手数料率対象カテゴリー
7%車・バイク、パソコン・オフィス用品、食品・ドリンク、家電、スマホ・デジタル機器、家具、ホームセンター・リフォーム
9%本・雑誌・オーディオ、コレクション、日用雑貨※、キッチン用品、ファブリック・インテリア雑貨、工具・金物
10%ベビー・マタニティ※、美容・パーソナルケア※、健康、アクセサリー・ジュエリー、シューズ、スポーツ・アウトドア、おもちゃ・ホビー
12%ファッション小物、キッズファッション、バッグ・スーツケース、メンズファッション・インナー、モデストファッション、ペット用品※、レディースファッション・インナー

※一部のサブカテゴリーは例外として7%が適用されます。

たとえば、日用雑貨のうちタオル・洗剤・ティッシュ等は7%、ベビー・マタニティのうち乳児用粉ミルク・成長期用粉ミルクは7%、美容・パーソナルケアのうち美容家電は7%、ペット用品のうち犬・猫用フード・トイレは7%です。

詳細はTikTok Shopセラーアカデミーで確認してください。

この変更により、特にファッション系カテゴリー(12%)は現行の7%から大幅な引き上げとなります。

該当カテゴリーの出店者は、5月11日までに価格設計の見直しを行う必要があります。

一方で、食品・家電・パソコンなどは7%のまま据え置きとなるため、カテゴリーによって影響度が大きく異なる点に注意しましょう。

3%優遇キャンペーンの条件と注意点

TikTok Shopでは、日本上陸にあわせて新規出店者向けに販売手数料が3%に割引される優遇キャンペーンが提供されてきました。

公表されている条件は「2025年中にアカウントを登録し、ショップ開設から45日以内に商品を3点以上登録すること」で、条件を満たした日から90日間、販売手数料が3%に引き下げられる内容です。

対象者にとっては、出店初期のコストを大幅に抑えながら売上を作れる点が大きなメリットとなります。

ただし注意点もあります。

2026年4月時点で公表されている条件は「2025年中のアカウント登録」が前提となっているため、2026年以降に新規登録した場合に同じ条件で適用されるかは、最新の公式情報を必ず確認する必要があります。

また、優遇期間は90日間と限られているため、期間中に販売実績を作り、通常手数料(5月11日以降はカテゴリー別に7〜12%)に戻った後も利益が出る価格設計をしておくことが重要です。

キャンペーンの適用条件や期間は予告なく変更される可能性があるため、出店を検討している方はTikTok Shopセラーセンターや公式認定パートナーで最新情報を確認したうえで進めることをおすすめします。

TikTok Shopの各国の手数料は?

TikTok Shopの手数料率は国によって異なります。

日本は現行7%(5月11日からカテゴリー別7〜12%)ですが、海外では市場の成熟度や競争環境に応じて手数料が設定されています。

国・地域販売手数料率
日本現行7% → 5/11〜 カテゴリー別7〜12%
アメリカ6〜8%(カテゴリーにより異なる)
イギリス9%(2024年9月に5%→9%へ引き上げ)
EU主要5カ国9%(2026年1月に5%→9%へ引き上げ)
マレーシア3〜7%
ベトナム5〜10%

各国の手数料を見ると、サービス開始当初は低い手数料でセラーを集め、市場が成熟してきたタイミングで手数料を引き上げるという傾向が共通して見られます。

日本でも2026年5月11日から同様にカテゴリー別手数料への移行が決定しており、この世界的な流れに沿った動きといえます。

TikTok Shopの販売手数料以外にかかるコストとは?

TikTok Shopは初期費用・月額費用が0円で、発生するのは販売手数料(現行7%、5月11日以降はカテゴリー別7〜12%)のみというシンプルな料金体系が魅力です。

しかし、実際にショップを運営していくうえでは、販売手数料以外にもさまざまなコストが発生します。

利益率を正確に把握するために、以下のコストも必ず計算に入れておきましょう。

配送料

TikTok Shopでは、商品の配送は出店者自身が手配する必要があります。

配送料の負担については、購入者負担に設定することも可能ですが、「送料無料」にした方が購入率は高くなる傾向があります。

送料を自社負担にする場合、1件あたり数百円〜1,000円程度のコストがかかるため、商品の価格設計に織り込んでおくことが重要です。

なお、配送業者の指定はなく、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など任意の業者を利用できます。

振込手数料

TikTok Shopの売上金は、登録した銀行口座に振り込まれます。

TikTok Shopのプラットフォーム側で振込処理は行われますが、銀行側で設定されている振込手数料についてはセラー(販売者)自身の負担となります。

振込手数料をできるだけ抑えたい場合は、振込手数料が無料の銀行口座を登録するのがおすすめです。

入金サイクルは、標準決済が配達完了日の15日後、至急決済が3日後、延長決済が31日後です。

TikTok Shopが毎月1日と14日に自動的に振込処理を行い、口座への着金まで1〜3営業日かかる場合があります。

キャッシュフローの観点から、入金サイクルと振込手数料は事前に把握しておきましょう。

返品・返金対応にかかるコスト

購入者から返品・返金の依頼があった場合、返送時の送料や再梱包の手間、人件費といったコストが発生します。

ただし、TikTok Shopでは返品・返金が確定した取引については販売手数料がかからないようなっています

すでに手数料が差し引かれている場合は、次回以降の売上から相殺される形で返金される仕組みになっています。

返品率は商材やカテゴリーによって異なりますが、アパレルなど試着が必要な商品は返品率が高くなりやすいため、あらかじめ一定の返品コストを見込んでおくことをおすすめします。

アフィリエイト報酬

TikTok Shopの大きな特徴の1つが、インフルエンサー(クリエイター)によるアフィリエイト機能です。

クリエイターが自分の投稿やライブ配信にカートをつけて商品を紹介し、売れた場合にアフィリエイト報酬を支払う仕組みです。

報酬率はセラーが自由に設定でき、一般的には5〜20%に設定するケースが多いです。

人気クリエイターには報酬率を上げたり、逆に成果が低いクリエイターには調整するなど、戦略的な設定が可能となります。

アフィリエイト報酬は販売手数料とは別にかかるため、たとえば手数料7%のカテゴリーでは合計12〜27%、手数料12%のカテゴリーでは合計17〜32%程度のコストになることを想定しておきましょう。

ただし、クリエイター経由の売上は自社だけでは獲得できなかった顧客へのリーチを実現するものであり、広告費と比較すれば費用対効果は高いケースが多いです。

梱包・撮影・保管などの固定コスト

TikTok Shopに限らずEC運営全般に共通するコストですが、商品の梱包資材費、商品撮影や動画制作にかかる費用、在庫の保管費用なども考慮する必要があります。

特にTikTok Shopでは、ショート動画やライブコマースが売上に直結するため、動画制作のコストは他のECモールよりも重要度が高いといえます。

自社で制作する場合は人件費と機材費、外注する場合は制作費用が発生します。

動画制作を含めたTikTok Shop運営代行を依頼する場合、月額20万〜65万円+成果報酬3〜7%程度が相場となっています。

TikTok Shopと他ECモールの手数料比較

TikTok Shopの手数料は他のECモールと比較してどのような位置づけなのでしょうか。

ここでは主要5モールの手数料体系を一覧で比較し、TikTok Shopの手数料を踏まえた価格設計のポイントを解説します。

主要5モールの手数料一覧表

ECモール初期費用月額費用販売手数料
TikTok Shop0円0円現行7% → 5/11〜 7〜12%(決済手数料込み)
Amazon0円4,900円(税抜)5%~15.4%
楽天市場60,000円25,000〜130,000円2〜8%+各種手数料
Yahoo!ショッピング0円0円〜※実質5〜7%+決済手数料
メルカリShops0円0円10%

TikTok Shopは初期費用・月額費用がともに0円で、手数料体系がシンプルな点が最大の特徴です。

楽天市場は固定費が高い一方で集客力があり、Amazonはカテゴリーによっては手数料が高くなります。

Yahoo!ショッピングは月額無料で出店可能ですが、ストアポイント原資(1%)、キャンペーン原資(1.5%)、アフィリエイト報酬原資(1.3%)などの必須費用を含めると実質5〜7%程度のコストがかかります。

さらに、2026年9月1日からは月額システム利用料10,000円(税抜)と売上ロイヤリティ2.5%が新設される予定であり、今後はコスト面のメリットが縮小する見込みです。

TikTok Shopの販売手数料を踏まえた価格設計

TikTok Shopで利益を出すための価格設計では、販売手数料(カテゴリーに応じて7〜12%)に加えて、アフィリエイト報酬、配送料、梱包費などを考慮する必要があります。

たとえば、手数料7%カテゴリーの商品を原価率40%・3,000円で販売する場合、原価1,200円+販売手数料210円+アフィリエイト報酬(15%の場合)450円+配送料500円=合計2,360円で、利益は640円(利益率約21%)です。

一方、手数料12%カテゴリー(ファッション等)の場合、同条件で販売手数料が360円に上がるため、利益は490円(利益率約16%)に圧縮されます。

さらにセールで20%オフにした場合、販売価格が2,400円に下がるため利益は大幅に圧縮されます。

重要なのは、セールやクーポン施策を実施しても赤字にならない価格設定をあらかじめしておくことです。

特に5月11日からの新手数料で税率が上がるカテゴリーの場合は、価格設計の見直しが急務です。

3%優遇期間中に販売データを蓄積し、通常手数料に戻った後の価格設計をシミュレーションしておきましょう。

TikTok Shopの手数料の値上がりのリスクは?

2026年5月11日からのカテゴリー別手数料の導入により、日本でも手数料の引き上げが現実となりました。

海外の事例を見ると、カテゴリー別化の後にさらなる引き上げが行われているケースもあります。

ここでは海外の具体的な値上げ事例から、日本での今後のリスクを考察します。

海外の値上げ実績(英国・米国)

海外のTikTok Shopでは、すでに手数料の値上げが実施されています。

イギリスでは2024年9月に販売手数料が5%から9%へ引き上げられ、4ポイントもの大幅な値上げとなりました。

アメリカでは2024年4月に手数料が6%に引き上げられ、その後さらにカテゴリーによっては8%まで引き上げが行われています。

さらに、2026年1月にはEU主要5カ国(ドイツ・フランス・スペイン・イタリア・アイルランド)でも5%から9%への引き上げが実施されました。

この動きから見えるのは、TikTok Shopが各国で「市場拡大期は低い手数料→成熟期にカテゴリー別化→さらなる引き上げ」という段階的な戦略を取っていることです。

日本でもサービス開始から約1年で一律7%→カテゴリー別7〜12%への引き上げが実施されており、海外と同じパターンをたどっています

今後さらなる手数料引き上げが行われる可能性も十分にあるため、現在の手数料率のうちに参入し、売上基盤を構築しておくことが賢明です。

TikTok Shopについてよくある質問(FAQ)

TikTok Shopは固定の手数料(初期費用や月額費用など)がかかりますか?

いいえ、TikTok Shopには初期費用も月額固定費も一切かかりません

発生するのは商品が売れたときの販売手数料(現行7%、5月11日以降はカテゴリー別7〜12%)のみです。

楽天市場のように月額数万円の固定費がかかることはないため、リスクを最小限に抑えて出店できます。

売上がゼロであればコストもゼロという、完全成果報酬型の料金体系です。

クーポン発行やセールを実施した際、利益や手数料はどのように変動しますか?

TikTok Shopの手数料計算式は「手数料率 ×(カスタマーの支払額 + プラットフォーム割引額 − 返金額 − プラットフォーム割引返金額)」です。

つまり、セラー独自の商品割引はカスタマーの支払額に反映されるため手数料が下がりますが、プラットフォーム割引(TikTok Shop側のクーポン等)は計算に加算されるため、プラットフォーム割引前の金額に対して手数料が計算されます。

大幅な割引を行うと利益が圧縮されるため、割引の負担元を意識し、赤字にならない割引率をシミュレーションしたうえで設定しましょう。

販売手数料以外に、どのようなコストを見込んでおくべきですか?

販売手数料(カテゴリー別7〜12%)のほかに、主に以下のコストを見込んでおく必要があります。

配送料(送料無料にする場合は自社負担で数百円〜1,000円/件)、アフィリエイト報酬、梱包・撮影・動画制作費用、返品対応にかかるコストです。

特にTikTok Shopではショート動画やライブコマースが売上に直結するため、動画制作関連のコストは他のECモールより重要度が高くなります。

すべてのコストを合算すると、売上に対して25〜35%程度を見込んでおくのが現実的です。

今後、TikTok Shopの手数料がさらに値上げされる可能性はありますか?

2026年5月11日のカテゴリー別手数料への変更が既に発表されていますが、今後さらなる引き上げの可能性もあります。

海外の事例を見ると、イギリスでは5%→9%、EU主要国でも5%→9%と、カテゴリー別化後もさらに引き上げが行われています。

TikTok Shopは各国共通で段階的な手数料引き上げ戦略を取っている傾向があり、日本でも今後のさらなる見直しは十分に考えられます。

現在の手数料率のうちに早期参入し、売上基盤を作っておくことが重要です。

TikTok Shopの手数料まとめ:5月11日からカテゴリー別手数料に変更

本記事では、TikTok Shopの手数料体系について徹底的に解説しました。

現行の販売手数料は一律7%(決済手数料込み)ですが、2026年5月11日よりカテゴリー別手数料(7〜12%)に変更されます。

初期費用・月額固定費は引き続き0円で、2025年中の新規登録者を対象とした3%優遇キャンペーンも展開されてきました。

カテゴリー別化後も、他のECモールと比較すればコストパフォーマンスの高いプラットフォームであることに変わりありません。

ただし、海外では軒並みさらなる手数料引き上げが実施されており、日本でも今後追加の見直しが行われる可能性は否定できません。

今の手数料率で参入できるうちに始める」ことが、TikTok Shopで利益を最大化するための最善の戦略です。

まだ出店していない方は、まずはTikTok Shopセラーセンターでアカウントを開設し、最新のキャンペーン情報を確認したうえでスタートダッシュを切ることを強くおすすめします。

手数料を踏まえた戦略設計ならプロに相談を

ここまで解説してきたとおり、TikTok Shopの手数料体系は2026年5月11日のカテゴリー別化を皮切りに、今後も変動していく可能性が高いといえます。

手数料率の変化に対応しながら利益を最大化するには、価格設計・アフィリエイト報酬・配送コストのバランスを総合的に設計することが不可欠です。

しかし、これらを自社だけで最適化するのは容易ではありません。

株式会社ripplesは、TikTok Shop公式認定パートナー(TSP)として、手数料構造を踏まえた価格設計から、ショート動画制作・ライブコマース運営・インフルエンサー連携まで、売上を伸ばすための施策をワンストップで支援しています。

代表の清水はベトナムでTikTok Shop上陸初期から現地運用を経験しており、海外の成功パターンを日本市場に最適化した提案に定評があります。

「手数料が変わる前に価格設計を見直したい」「出店はしたが売上が伸びない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

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Writer

清水 明義
株式会社ripples 代表取締役役

合同会社DMM.comに入社し国内・海外の新規事業立ち上げ、M&A、スタートアップ投資業務に従事。
その後、Hameeコンサルティング株式会社(現NE株式会社)及び株式会社Chipperにて大手から中小まで様々なECメーカー様の売上・利益拡大支援を行い、22年12月に株式会社ripplesを設立。
国内ではEC企業のモール支援、海外では自社サプリ含む日本製品の東南アジア・欧米向けに販売事業を展開

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